「名前があること」で自分を客観視する
久しぶりにブログを書く。
今日たまたま新発見をしたので、そのことについて。
「ナンバーフォーム」という言葉。
聞いたことがあるだろうか。
私は、今日初めて知った。
訳あって「共感覚」について調べていたらこの言葉に出会った。
ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象をいう。 例えば、共感覚を持つ人には文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。
とのこと。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E6%84%9F%E8%A6%9A
文字に色を感じる人がいる。
共感覚という名前が付いている。
このことは知っていた。
不思議なことがあるものだな~と思っていた。
でも私にそのような感覚はない。
だから、それ以上詳しく知ろうとは思っていなかった。
ただ、今日たまたま共感覚について調べるきっかけがあった。
調べていたところ、「ナンバーフォーム」という言葉を発見をしたのだ。
ナンバーフォームとは何か。
数字と空間的なイメージがリンクしている。
数字が空間に配置されている。
こういう感覚のこと??
たぶん。
空間に数字の「位置」がある感じ。
自分にとっては小さい頃から当たり前の感覚。
だから何の疑問も抱いていなかった。
こういう感覚が他の人にはないのだとしたら・・・・・・
他の人はどのように数字を捉えているのだろうか。
すごく不思議だ。
そしてこの件で思ったもう1つのこと。
それは「名前がある」ことの大切さ。
名前が付けられているから、その現象について知ることができる。
私は自分がバイセクシュアルであることに「バイセクシュアル」という言葉を知ってから気づいた。
好きな人を好きであるという気持ちは自分にとっては当たり前のこと。
だから、それを疑うことはなかった。
他の人は同性を好きにならないことが多いらしい、と考えることはなかった。
「ただその人のことが好きである」としか思っていなかった。
でも、「バイセクシュアル」という言葉を知ってからは、同性を好きになることがあることを客観視できるようになった。
自分にとって当たり前のことを、自分だけで気づくことは難しい。
そこで、「名前」が効果を発揮する。
名前があると、気づくことができる。
名前が、客観視のきっかけとなる。
今回のナンバーフォームも、私にとっては当たり前の感覚だから、疑うこともなかったし、誰かに確認することもなかった。
ただ、数字とはそうやって把握するものだと思っていた。
いや、思うことすらしていない。
ただ、そういうもの、という自分にとっての事実があるだけだった。
だから、今回ナンバーフォームという言葉を知ったときは衝撃を受けた。
言葉を知って、初めて自分の感覚を客観視することができた。
ただ、ナンバーフォームに関する情報が足りていない。
もっと知りたいので、何か知っている人がいたら教えて下さい!!!
ではまた!
きゅうり(矢野友理)