微男微女

日常の考察

「化粧を楽しめる」という才能

(2015/3/27のブログ)

 

私は兄と一緒に住んでいる。
一緒に住んでいるというか、兄が居候している。
今朝、兄が言った。
「毎日化粧する女ってすごいよな」

 

どういうことか詳しく聞いてみると、仕事の関係上、髪をキレイにセットしなければならないようになり、髪のセットでもこんなに大変なのだから顔のセットである化粧はもっと大変だろうと思ったとのこと。

 

たしかに私も毎日完璧な化粧をする人は大変だろうとは思っていた。
でも「毎日化粧するのがあたり前になっているから特に何とも思わない」と化粧を特に負担に思っていないような発言をしている友達もいる。

 

「化粧をしないと気持ちがノらない」
「朝の化粧の時間は楽しみな時間」
「化粧すると可愛くなれるから楽しい」
と化粧を楽しんでいる人もいる。

 

もちろん、化粧を面倒だと思っている人もいるだろう。
私が毎日化粧することを強要されたら耐えられる自信はあまりない。
それでも化粧を楽しんでいる人が一定数いるということは紛れもない事実である。
化粧もそう、オシャレもそう、「楽しめる」人もいれば「面倒だ」「苦痛だ」と思っている人もいる。

 

何事も、どうせやるなら楽しい方がいい。
「楽しめる」のはモノ凄い才能だ。
化粧であれ何であれ、「楽しい」と思ったことがある人は、楽しいと思えたことが素晴らしい才能であることを自覚しているだろうか。

 

たとえば、楽しかった飲み会。
楽しめなかった人もいるかもしれない。
楽しいフリをしていて、実は楽しくなかったという人もいるかもしれない。
でもあなたは楽しかった。

 

飲み会を楽しめる才能ってすごい。
私は楽しめるときも楽しめないときもある。

 

兄は髪のセットが面倒だから化粧も面倒なものだと思ったのだろう。
でも、髪のセットを楽しめるようになったら、「毎日化粧する女は大変だ」とは思わなくなるかもしれない。

 

ではまた!

 

きゅうり(矢野友理)