微男微女

日常の考察

セクハラ認定のされやすさ

(2015/5/2のブログ)

 

暑い日の外勤。
人に会う仕事ではなかったため、ジャケットを脱いだ。

 

ジャケットのポケットにボールペンを入れていた。
そのことを忘れていた。

 

メモしなければならない。
でもボールペンがない。

 

近くの同期(男)を見る。
胸ポケットにボールペンが入っている。

 

「ペン借りてもいい?」
「いいよ」

 

胸ポケットからボールペンを取る。
書いてポケットに戻す。

 

嫌がってはいなかった。
(たぶん)セクハラではない。

 

男女が逆だったらどうだろう。

 

男が女の胸ポケットから何かを取り出してまた戻す。
女が男の胸ポケットから何かを取り出してまた戻すより、
セクハラ認定されやすい気がする。

 

全ては相手がどう思うか。
突き詰めれば男女は関係ない。
それでも、“傾向”はあると思う。

 

男が女に触る方が、女が男に触るより、セクハラ認定されやすい。
私は気軽に同期の男の胸ポケットからボールペンを取り出せた。
背景には、このような男女差が少なからずある。

 

同じ行為でも、相手が違う男だったらセクハラになる可能性もある。
これはきちんと認識しておきたい。

 

女から男へのセクハラは、セクハラ認定されることが少ない。
その分、セクハラだと感じても男はセクハラだと言いにくいと思う。

 

相手に不快な思いをさせないように、お互い配慮していきたい。

 

ではまた!

 

きゅうり(矢野友理)