微男微女

日常の考察

「女だから一般職だと思った」

(2015/5/24のブログ)

 

知人(女)が次のように語っていた。

 

先輩(男)に「女だから一般職だと思った」と言われた。
セクハラで訴えようかと思った。
これだけは今も根に持っている。

 

彼女は総合職で採用されている。
彼女が配属された部署に女はほとんどいない。
一方、配属された部署の一般職は全員女。

 

先輩が彼女を一般職だと思ったのは、確率だけで考えると正しい。
「現在の男女比だけを見ると一般職である可能性のほうが高い」という意味で。

 

先輩が男女比から一般職だと判断したのか、
“女=一般職”という固定観念から一般職だと判断したのかはわからない。

 

いずれにせよ、彼女が不快に思ったのは事実。
「セクハラ」だと表現していた。

 

以前こんなブログを書いた。
「差し出された胸に触らない男」

http://kyuuchan.hatenablog.com/entry/2015/06/16/234011

多くの人が胸を触られたらセクハラだと思うだろう。
でも、胸を触られてもセクハラだと思わない人もいる。

 

「一般職だと思った」と言われてセクハラだと思う人は少ないかもしれない。
でも、セクハラだと思う人もいる。

 

先輩にとっては何気ない一言。
セクハラをするつもりなんて全くなかったと思う。

 

でも、結果的にはセクハラだった。

 

いろいろな人の話を聞くたびに、セクハラ問題の難しさを感じる。

 

ではまた!

 

きゅうり(矢野友理)