「男もイケルかどうかはわからないじゃん」
(2015/5/26のブログ)
先日、飲み会があった。
同期も先輩もいる。
話が盛り上がってきた頃、恋愛の話になった。
「会社の中ではどの人がタイプ?」
「好きなタイプですか……誰だろう……」
答えにくい質問だ。
私が考え込んでいると、同期が私の代わりに発言した。
「まず前提を共有しないとね。きゅうりはバイなんですよ」
「そうなんだ」
「女の子と付き合ったことあるの?」
「あります」
「男とは?」
「ないです」
「男に惚れることはあるの?」
「ありますよ」
「えっ!?あるの!?でも男と付き合ったことはないんでしょ。男もイケルかどうかはわからないじゃん」
「えっ」
なぜ付き合わないと自分の感情がわからないのか。
それがわからない。
私が男と付き合ったことがない異性愛者だとする。
「きゅうりは男と付き合ったことある?」
「ないです」
「本当に異性愛者なの?」
とはならないと思う。
バイだと付き合ったことがない性別の人を好きになる感情を疑わなければならないのか。
そもそもバイだと言っているのに、同性愛者だと疑っているような発言でもある。
「同性好きが強調されるバイセクシュアル」
http://kyuuchan.hatenablog.com/entry/2015/06/15/005009
というブログで書いた通りのことが起こった。
あともう1つ気になったこと。
それは「好き=付き合う=セックスする」という前提で話されていると感じたこと。
好きな相手と付き合わない/付き合えない人もいる。
好きではない相手と付き合う人もいる。
付き合っていない相手とセックスする人もいる。
付き合っている相手とセックスしない人もいる。
あたりまえだけど、いろいろな人がいる。
ではまた!
きゅうり(矢野友理)