微男微女

日常の考察

自分から恋愛の話をするべきなのか

私について、異性愛者ではないらしい、という噂を聞いている人たちがいる。

その人たちと集まって話す機会があった。

 

話は盛り上がり、やがて恋愛の話へ。

「○○は彼女いるんだよね」

「います」

「どこで出会ったの」

「大学のサークルで出会いました」

 

「○○は付き合ってるの」

「付き合っていないですよ」

 

恋人の有無や、どのような恋愛をしているかについて、次々と質問が飛び交う。

 

全員が何かしら質問され、何かしら語っていた。

私だけ最後まで質問されなかった。

 

気を遣ってくれたのだと思う。

聞いてはいけない、触れてはいけない話題なのだと“空気を読んで”くれたのだと思う。

 

私が隠そうとしていた場合や、話したくないと思っていた場合は、そうした気遣いはものすごくありがたい。

ただ、私は隠そうとは思っていないし、言いたくない質問をされたら「それは言えない」と伝えればいいだけなので、もし聞きたいと思っていたのなら、聞いてほしいと思っている。

だから全員が質問されたのに、私だけ質問されなかったときは、少しだけ寂しかった。

 

相手からは聞きにくいだろうと察して私が自分から切り出すべきだったのだろうか。

ただ、積極的に語りたいと思っているわけではないので、自分からは言わないスタンスでいた。

 

周囲の人には気遣いがありすぎて、私には気遣いがなさすぎた、という結果なのかもしれない。

 

今後似たような状況になったら、積極的に自己開示していくスタンスでいってみようと思う。

 

ではまた!

 

きゅうり(矢野友理)