運動会のMVP、評価されたのは性別なのか
先日、会社の運動会が開催された。
玉入れや綱引き、選抜リレーなど、様々な種目があった。
その中の1つが障害物リレー。
ぐるぐるバットをしたり、健康サンダルを履いたりしながら走る。
三輪車に乗るというコーナーもあった。
ただ、三輪車は1周目で壊れてしまった。
2周目からは三輪車から手押し車に変更。
三輪車より手押し車の方が筋力を必要とする。
そのためか、多くのチームが競技参加者を男に変更した。
結果として手押し車をした女は1人だけだった。
運動会の閉会式で、優勝チームとMVPが発表された。
MVPは男と女それぞれ1人ずつ選ばれる。
男はぐるぐるバットで派手に転びながらも必死に走り続けた人が選ばれた。
女は手押し車の唯一の女参加者が選ばれた。
「女」が参加したことが評価されたのだろうか。
男だったらMVPではなかった。
平均的に女は男より筋力がない。
筋力がないカテゴリーの人が筋力を必要とする競技に参加したことが評価されたということなのか。
スポーツでは、男と女を分けて考えることが多い。
オリンピックもそうだ。
体のつくりが異なるからだろう。
だから、手押し車を性別で評価することは間違ってはいないのかもしれない。
それでも個人の動きが評価された男と、参加したこと自体が評価された女を比べてしまい、もやっとしてしまう。
ではまた!
きゅうり(矢野友理)