微男微女

日常の考察

結婚圧力はどこへ消えたのだろう

シルバーウィークに帰省した。

大学生の時から上京しており、帰省の度に「彼氏できた?」「早く結婚してね」と言われ続けていた。

 

今回はカミングアウトをしてから初の帰省。

セクシュアリティについて何か言われるかな、と少しドキドキしながら実家に行った。

 

結論から言うと、恋愛のことも結婚のことも、何も言われなかった。

 

主に仕事の話をした。

たくさん話した後、両親と私の3人でこんな流れになった。

母「仕事楽しいみたいでよかった」

私「本当に楽しい」

母「他に聞いておこうって言ってたことがあったよね、なんだっけ」

父「あったね、なんだったかな」

私「今思い出せないならあとでLINEとかで質問すればいいじゃん」

 

この時、もしかしたらセクシュアリティ関係のことを聞きたかったのかもしれない。

それを察した私は少し怖くなって逃げてしまった。

 

従姉妹の結婚が決まったこともあり、親戚の結婚の話になった時もあった。

その時も、私の結婚については何も言われなかった。

 

両親が何を思っているのかはわからない。

それでも、カミングアウトをした結果だということだけはわかる。

 

帰省の度に結婚圧力をかけられていたことを思うと、私の心の負担は軽くなった。

でも両親はどうなんだろう。

私の心の負担が軽くなった分、両親の心の負担は重くなったのかもしれない。

 

ではまた!

 

きゅうり(矢野友理)