微男微女

日常の考察

マジョリティが相手なら差別していい、とはならない

セクシュアルマイノリティを守ってくれる人がいる。

誰かが「同性愛は気持ち悪い」と言うと、「それは差別だよ」と言ってくれる人。

 

その人が、同一人物とは思えない発言をしていた。

「男は嫌い。大嫌い」

 

もし私が「女は嫌い」と言われたら、少し不快になっていたかもしれない。

だから、「男は嫌い」という発言を聞いた男の中には少なからず不快に感じた人がいたのではないかと想像する。

 

散々男をけなした後、理由を説明してくれた。

どうやらホモソーシャルが嫌いということらしい。

男が嫌いなのではなく、「男が持ちやすい特徴・関係性」が嫌いということだろう。

 

この説明がなければ、男性差別発言だと思ってしまう。

男性はマジョリティであり、差別される側になることはあまりない。

だからこそ、男性への差別発言は気づかれにくい。

 

社会的強者・マジョリティだからといって差別していいわけではない。

弱者が強者を差別しても良い理由などないのだ。

 

ではまた!

 

きゅうり(矢野友理)