【読書記録】超短編! 大どんでん返し/小学館文庫編集部 編
「超短編! 大どんでん返し」を読みました。いろんな作家さんの2000字の小説が30編おさめられている本です。
「これぞどんでん返し!」というものもあれば、「これは一般的などんでん返しとはちょっと違うけど確かにどんでん返しではあるかな」というものもあれば、「どこがどんでん返しなのかわからない」というものもありました。
この本の中に好きなどんでん返しはたくさんありますが、強いてひとつに絞るとすれば、大山誠一郎さんの「硬く冷たく」がお気に入りです。
超短編なのでどんなお話か書いてしまうとネタバレになってしまい、あらすじをうまく紹介できないのですが、きれいなどんでん返しで、読み終わった時「えっ」と声が出て、思わず最初から読み返してしまいました。
そんな面白いお話がたくさん詰まっていて、かつ、ひとつひとつが短いので、忙しい人でも気軽に楽しめる本だと思います。
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価格:550円 |
ではまた!
きゅうり(矢野友理)