微男微女

日常の考察

男女半々なのに「男が少ない」!?

(2015/3/25のブログ)

 

先日、内定先の会社の研修があった。
1泊2日のマナー研修。理不尽な社会に適合するための理不尽な訓練がおこなわれた。
納得できない教えも数多くあったが、役に立ちそうな教えも多く、社会で生きていくために必要な武器を少しだけ手に入れたような気がしている。

 

その研修中に、同期の男がこう言った。
「今回の内定者は男が少ない」と。
ん?ちょっと待った!
男女半々の人数だよ?
しかも、男女半々だと言った上で、男が少ないと言ったよね?
矛盾してない?

 

言いたいことはわかる。
私が説明を聞いた企業の総合職の男女比はだいたい8:2か7:3くらいで、男の方が多かった。
それを基準に考えると、総合職で男女半々は確かに男が少なくて女が多いと表現できる。

 

でも、それが基準で本当に良いのだろうか。
どの年代もだいたい男女が同じくらいの割合で存在しているのに、職場では8:2や7:3が“普通”。
もちろん、ほとんど女しか採用しないような職種もあるだろう。
現に、一般職は女ばかりだったりする。
内定先の会社も一般職に男はいない。

 

様々な会社があって、様々な基準で様々な人が採用され、結果として男女比にバラつきが出るのは当然だ。
男しかいない会社や女しかいない会社があってもいい。
でも、どの会社も同じような偏りがあるのはおかしくないだろうか。

 

次のブログでこの問題について深掘りしていくつもりだ。

 

ではまた!

 

きゅうり(矢野友理)