微男微女

日常の考察

思い込みは便利。でも、たまには疑ってみたい

(2015/3/30のブログ)

 

髪が短いとき、男っぽい服装をして渋谷を歩いていたら、男の人を狙って声をかける人に声をかけられた。
髪が長いとき、女っぽい服装をして渋谷を歩いていたら、女の人を狙って声をかける人に声をかけられた。

 

これは私の経験談。
髪の長さと服装って性別を判断する上で重要なんだ、と実感した。

 

一方で、スカートを履いた髪の長い男を「女」ではなく「女装した男」だと判断し、ズボンを履いた髪の短い女を「男」ではなく「ボーイッシュな(あるいは男装した)女」だと判断することが多いのも事実。

 

人はどこを見て相手の性別を判断するのだろう。
相手に性別を確認したわけではないのに、多くの場合、パッと見て相手の性別がわかるのって、よく考えたらすごいことだ。
でも、自分が判断した性別が正しいかどうかはわからない。
もしかしたら思い込みかもしれない。

 

思い込みは大切だと思う。
性別に限らない。
目の前の物事を、思い込みなしで正確に捉えることなんてできない。
犬っぽい生き物がいたら犬だと思い込むし、椅子っぽい物体があったら椅子だと思い込む。

 

思い込みは便利。
常に疑っていたら生きるのに疲れてしまう。
でも、たまには疑ってみた方が面白そうだ。

 

ではまた!

 

きゅうり(矢野友理)