微男微女

日常の考察

知り合いではないフリ

(2015/4/25のブログ)

 

セクシュアルマイノリティサークルで知り合った人たち。
オープンにしている人もいれば隠している人もいる。

 

オープンな人とサークル以外の場で出会う。
気兼ねなく話せる。

 

クローズドな人とサークル以外の場で出会う。
どうすべきか。

 

周囲に誰もいなければ気兼ねなく話せる。
周囲に誰かいる場合は?

 

その人がどちらの知り合いでもなければ、話しても問題ないだろう。
セクシュアリティ関連の話以外なら。)

 

問題なのは、周囲に私かサークル仲間の知り合いがいる場合。
私とサークル仲間が話しているところを目撃される。
私とサークル仲間が知り合いであることがバレる。
どこで知り合ったのかという疑問が湧いてくる。

 

授業?
バイト?
サークル?

 

サークルだとは言えない。
「サークルがバレてしまう」ことは、
セクシュアルマイノリティであることがバレてしまう」ことを意味する。

 

あらかじめ
「授業で知り合ったことにしておこう」
などと対策を考えておけば話しても問題ないかもしれない。

 

でも、用心に用心を重ねて、サークル以外の場では挨拶をためらうことさえある。

 

つまり「知り合いではないフリ」をするのだ。
結構悲しい。

 

知り合いなのに、挨拶もできない。
話しかけられない。

 

「知り合いではないフリ」をしなくてもいい社会になればいいのに。

 

ではまた!

 

きゅうり(矢野友理)