男の命は女の命より軽い?
(2015/6/2のブログ)
消防の講習を受けてきた。
講習で非常口の案内板の説明を聞いた。
そのとき、講師の人が次のように言っていた。
女は火事の現場にいたら非常口の案内板に従って避難していい。
非常口までたどり着いたら、もう安心。
自分が安全な場所に着いてから「こちらまで避難してください」と誘導すれば、管理者としてちゃんと役割を果たしたことになる。
男がこれをやったらダメだけどね。
(男はダメなの?)
講師の人はサラッと「男はダメ」だと言っていたが、私はずっとモヤモヤした気持ちでいた。
タイタニックを思い出した。
女と子どもの命が優先されたんだっけ。
女が優先されたのは、子どもを産める体だから?
子どもが優先されたのは、残された寿命が長いから?
弱者だから?
兵役があるのも基本的には男。
現代の日本では今のところないけれど。
(個人差はあるが)男のほうが力が強いからだろうか。
女も戦場へ行けとか、女も火事の現場から逃げるなとかいう話ではなく、自分の命を大切にしたいという思いに性別は関係ないよね、という話。
(もちろん全ての人が自分の命を大切にしたいと思っているわけではないけれど)
私がモヤモヤしているのは、消防署の正式な講習で、「男の命は女の命よりも軽い」と受け止められる発言を聞いて残念な気持ちになったからだと思う。
他の人たちはあの発言をどのように受け止めたのだろうか。
(気になる!!)
ではまた!
きゅうり(矢野友理)