微男微女

日常の考察

セクシュアリティをオープンにしてから抱えている矛盾した思い

私は自分がバイセクシュアルだということを隠してはいない。

オープンにしてからラクになった。

 

カミングアウトする前に私のセクシュアリティを知っている人もいる。

恋愛の話もしやすくなる。

情報発信もしやすい。

 

一方、不都合だと思うこともある。

それは、「誰が私のセクシュアリティを知っていて、誰が知らないのか、わかりにくくなった」こと

限られた人にしかカミングアウトしていないのであれば、基本的にはカミングアウトした相手だけが知っているということになる。

(カミングアウトした相手がアウティングをしなければ)

 

でも、こうやって情報発信をしたり、カミングアウトした相手にも「隠していないよ」と言ったりしていると、ネットで知ったり、噂で聞いたりして、私が直接カミングアウトした人以外でも私のセクシュアリティを知っている人が出てくる。

 

カミングアウトをしていない人と話すときは、基本的には私のセクシュアリティを知らないという前提で話す。

でも、「知ってたよ」と言われることがある。

少し驚く。

誰が伝えたんだろうと、気になる。

「この人から聞いたよ」と名前を挙げてくれることもあれば、「噂で聞いた」とごまかされることもある。

 

オープンにしている以上、こうなるのは仕方ない。

それはわかっている。

矛盾しているとわかっているけれど、それでも“誰が知っているかは知っておきたい”という思いはある。

 

ではまた!

 

きゅうり(矢野友理)