【読書記録】扉は閉ざされたまま/石持浅海
石持浅海さんの「扉は閉ざされたまま」を読みました。
読みやすくて、しかも内容もすごく面白くて、あっという間に最後のページまでいきました。
密室での事故を装った殺人。
犯人は最初に明かされます。
ただ、いろいろと疑問が出てきます。
「なんで殺したんだろう」
「なんで怪しまれるようなことをしたんだろう」
「なんで扉を開けさせないようにしているんだろう」
と。
密室の扉を開けたくない犯人と、それを怪しむ天才の攻防が読んでいて楽しく、疑問の答えも最後にわかってスッキリしました。
このお話は殺人事件が起こってはいるものの、全体的に明るい雰囲気で、殺人の書き方も怖くなかったので、怖い描写が苦手な私に合っていました。
頭脳戦が好きな人におすすめの本です。
☆
扉は閉ざされたまま 長編本格推理 (祥伝社文庫) [ 石持浅海 ] 価格:660円 |
以上です。
ではまた!
きゅうり(矢野友理)