可愛さはどうでもいい
(2015/4/14のブログ)
プレゼンテーションの準備。
ちょっとした劇をやることになった。
写真をスライドに載せて、声で演じる形式だ。
いくつかの場面を撮ることになった。
私たちのグループのメンバーは全員女。
全員が撮られる場面では、別の誰かに撮ってもらう必要がある。
近くにいた同期の男にお願いした。
快く引き受けてくれた彼はスマホで写真を撮ってくれた。
撮り終え、スマホを渡しながら彼は言った。
「撮れたよ。可愛く撮れたかはわからないけど」
「可愛さはどうでもいい!」
思わず私は言ってしまった。
(だからモテないんだろうな)
ここで求められていること。
それは、場面に応じた適切な表情やポーズ。
決して可愛さではない。
それは彼もわかっているだろう。
いちいちムキになっている私は大人気ないと思う。
それでも、つい言ってしまった。
「女は可愛くなければならない」という強迫観念から逃れたくて仕方ないのだ。
ではまた!
きゅうり(矢野友理)