微男微女

日常の考察

食パンにバターを均等に塗ることができない

私が以前よく行っていたファミレスでは、パンを注文するとキューブ状のバターが付いてきました。パンは食パンだったりフランスパンだったりするのですが、このブログでは食パンを選んだことにして話を進めます。食パンにバターを塗って食べると美味しいですよね。

 

ところで、皆さんは食パンにバターを均等に塗ることができますか。

私はできません。

これだけ聞くと『ケーキの切れない非行少年たち』という本が思い浮かんできますが、そういう類の話ではありません。(※実はこの本、まだ読んでないんですよね。)

 

『ケーキの切れない非行少年たち』(Amazon)

 

「どう頑張って塗ってもまだらになってしまう」「バターを均等に塗る技術がない」ということではなく、バターたっぷりのパンを食べたい、ということです。パン全体にバターを塗ろうとするとどうしても薄くのばさなければならず、結果として一口ごとのバターの味も薄まってしまいます。それでは物足りないのです。そのため、私は食パンにバターを均等に塗ることができません。まずはバターを塗らずに食パンを食べ進め、3分の1程度になってからでないと塗ることができないのです。

 

これはパンに限った話ではありません。ファミレスでパンを食べた後は、コーヒーを飲みます。大抵の場合、アイスではなくホットです。ホットコーヒーはブラックで飲むことが多いのですが、たまにミルクを入れることもあります。でも、最初からミルクを入れることは、私にはできません。最初から入れると、コーヒー全体に、均等にミルクが行き渡ってしまうからです。まずはブラックで飲み進め、最後数滴になったところでようやくミルクを入れます。もはやミルクを入れたコーヒーではなく、コーヒーを入れたミルクなのですが、それが美味しいのです。

 

ごくたまにアイスコーヒーを飲むこともありますが、アイスでも同様です。アイスコーヒーの場合はミルクではなくガムシロップを入れます。でも、最初からガムシロップを入れることは、私にはできません。まずはブラックで飲み進め、量が半分くらい減ってから入れます。その方がしっかり甘くなって美味しいのです。

 

パンに最初からバターを塗る人や、コーヒーに最初からミルクやガムシロップを入れる人を見ると、「なんてもったいない食べ方/飲み方をしているんだろう」と思ってしまいます。

余計なお世話ですが……。

 

ではまた!

 

きゅうり(矢野友理)