微男微女

日常の考察

好きなこと・得意なことをやれたら幸せだと思う

(2015/3/28のブログ)

 

大学のゼミの先輩が卒業間際にこう言った。
「働きたくない。専業主“夫”になりたい。」
会社で働かなくてもいいなら、料理も洗濯も掃除も何でも頑張るとのこと。
こういう願望を持っている男は少なからず存在する。

 

なりたいならなれば?
と言ってしまえばそれまで。
でも、専業主夫願望に対する世間の風当たりは結構強い。
「男なら働けよ」ってね。

 

逆に女が就職すると
「良い旦那さんが見つかるといいね~」
「結婚して辞めるまで頑張ってね~」
なんて言われたりする。
いわゆる「性別役割分業」。
こういう風潮は弱まっているとはいえ、完全になくなってはいない。
価値観は徐々に変わっていくものなのだろう。

 

とはいえ、やはり性別に関係なく、会社で働きたい人は会社で、家で働きたい人は家で働けるようになれば、みんなハッピーだと思う。
私は決して仕事ができる人間だとは思わないけれど、家事よりは仕事の方が向いていると思う。
それに、家事はあまり好きじゃない。
だから仕事をする。

 

でも、仕事よりも家事の方が得意だという人もいるだろうし、家事の方が好きだという人もいる。
そういう人は、専業主フになれたら幸せだろうと想像できる。
現実は、共働きじゃないと家計が厳しくて、専業主フになれる人はあまりいないのかもしれないけれど。

 

私は、社会は一人一人が幸せになるためにあるものだと思っている。
厳しい現実によって、自由な選択が阻まれることもあるだろう。
でも、自由な選択を阻むのが性別であってはならない。
やむを得ない事情があるなら仕方ない。
性別はやむを得ない事情ではない。

 

ではまた!

 

きゅうり(矢野友理)