【読書記録】眼球堂の殺人 ~The Book~/周木律
周木律さんの「眼球堂の殺人 ~The Book~」を読みました。
どういうお話かというと、
天才建築学者がつくった眼球堂に各界の天才が集められ、そこで事件が起こって閉じ込められてしまいます。数学者の十和田只人が解決に向けて頑張るのですが、その間にも次々に事件は起こり……
というものです。
眼球堂はものすごく変わった建築物で、小説の中とはいえ「よくこんなの作ったなー」と、発想が面白くてそれだけでもワクワクします。
そして、ラストのどんでん返しにも驚かされました。
ただ、どんでん返しに関しては…
すごく良かったのですが、タイミング悪く直近に読んだ作品と同じパターンだったので、その分感動が少し薄れてしまいました。同じジャンルの本を立て続けに読むとこういうこともありますよね。
ちなみに、いかにも理系っぽい感じのタイトル、あらすじ、表紙ですが、数学や建築の知識がなくても楽しく読める作品になっています。
☆
眼球堂の殺人 〜The Book〜 (講談社文庫) [ 周木 律 ] 価格:1,034円 |
ではまた!
きゅうり(矢野友理)