頭が働かないことのメリット
頭が働かないことのメリットってあると思いますか?
私はずっと、頭は働いた方が良いに決まっている、と思っていました。でも、ある日、頭が働かないことのメリットに気づきました。今回はそのことについて書こうと思います。
前回のブログで、利き手とは逆の左手で300ページ以上書いた結果を報告しました。
基本的に、私は毎朝起床してから30分以内に左手で書く練習をしています。モーニングルーティンに組み込まれているのです。
朝は、まだ脳が完全には起きていなくて、シャキッとしないことが多いです。つまり、私は頭があまり働いていない時間帯に左手で書いていることになります。
でも、たまに、午後落ち着いた時間に書くこともあります。
その時に、気づきました。
朝の方がきれいに書けることに!
左手だと、朝の方がきれいに書けるのです。
不思議ですよね。
頭があまり働いていないから、当然、朝の方が字も不安定だろうと思っていました。でも実際は、頭があまり働いていないはずの朝の方が、字が安定しているのです。
これはきっと、ゆっくり書いているからだと思います。
頭があまり働いていない朝は、キビキビと動くことができません。意図せずとも、のんびりした動きになります。また、朝は余裕を持って行動したいので、時間にも余裕をもたせていることが多いです。
そういったことから、昼間に書くよりも丁寧に書けているのだと思います。
つまり、「頭が働かないこと」がメリットになることもあるということですね。頭が働かないと、せかせかすることなく、のんびりできます。何事も、視点を変えればメリットが見えてくるものです。
時間に追われて慌ただしく過ごしていると、「常にシャキッとしていなければ!」「常にキビキビ動かなければ!」と思ってしまいがちですが、シャキッとしていない時はしていない時で、そういう時に合った時間の使い方をすれば良いのだと思います。
ではまた!
きゅうり(矢野友理)