微男微女

日常の考察

アウトプットしないと思考が停止する

ブログを再開してから約2週間が経ちました。ブログを書くメリットはたくさんありますが、今回はその中でも私に大きな変化をもたらしたことについて書こうと思います。

 

大きな変化は何かというと、思考の活性化です。ブログを書くようになってから、頭がよく働くようになったと感じます。「ブログを書く」と決めていると、日常から「気づき」を得ようという意識が働き、小さなことでも気づきを得たらすぐメモする癖がつきます。そして執筆時にその蓄積されたメモ=気づきを見ながら考えを深めていくことができます。

 

こうなったのは「ブログを書く=アウトプットする」と決めているからこそだと思います。

 

以前書いたブログを見ると、「よくこんなにジェンダー関連のネタを集めたなあ」と過去の自分に感心します。当時はジェンダー関連のことに非常に敏感で、かつ興味もあったので、とにかく日常で起こるあらゆる出来事を「ジェンダーという観点から考えるとどうなのか」というフィルターを通して見ていました。そして、その中で感じたことや考えたことをブログで発信していました。もともと興味があったこととはいえ、ブログを書くことでより気づきを得ようという意識が働いていたことは間違いないでしょう。

 

noteなんかでも、「これから毎日投稿します」という宣言を見かけたりしますが、そうやってアウトプットすると“決めてしまう”ことが、結果的に思考の活性化につながると思います。

 

Twitterも、アウトプットのツールの一つだと言えます。Twitterは時間を奪うツールだと思われている節がありますが、私は使い方次第だと思っています。

 

私はインターネットで何かを発信する時、基本的に本名をオープンにしているので、転職活動中はTwitterが原因で落とされたら嫌だなと思い、鍵をかけました。すると、鍵をかけていた時期は、ツイートするモチベーションが下がり、日常から気づきを得ようとする意識も明らかに低下していました。

 

もともと自分の発信をより多くの人に届けたいという気持ちでTwitterを使っていたので、鍵をかけたことでアウトプットツールとしての魅力が半減してしまったのです。

 

「アウトプットするとインプット量も増える」と言いますが、その通りだと思います。

インプット→思考を深める→アウトプット

という流れではなく、

アウトプットすると決める→インプット量が増える→思考が深まる→アウトプット

という流れなのです。

 

人生を変えるのに最も無意味なことは「決意を新たにすること」だと言いますが、決意が無意味なのは、決意の内容が大きすぎるからだと思います。人生を大きく変えるようなビッグな決意は、結局実行に移すことができず、無駄になってしまう可能性が高いでしょう。

 

でも、ほんの小さな決意だったら、どうでしょうか。私の場合は「ブログを書く」という小さな決意をしました。決意したら、あとはコツコツと実行する(=書く)だけです。継続は力なり。まだ2週間しか経っていないですが、毎日「何かないかな?」とブログに書くネタを探すのが楽しくて、脳がイキイキしています。

 

ブログではないにしても、これだけSNSが身近にある時代なので、SNSなどの発信ツールをうまく活用して、毎日楽しく過ごしたいものですね。

 

ではまた!

 

きゅうり(矢野友理)